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陜川-伽揶山

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住所:陜川郡 伽揶面 旧源里 123-1
(합천군 가야면 구원리 123-1)
(ハプチョングン カヤミョン クウォンリ 123-1)
管理機関:国立公園管理公団 伽揶山事務所
Tel:+82-55-932-7830

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伽揶山は牛頭山と呼ばれる高さ1,430mの峰である上王峰を中心に行政区域上 慶尚南道 陜川郡、居昌郡と慶尚北道 星州郡の間に位置した山である。この山は、1972年10月13日に韓国で9番目に国立公園に指定され、海印寺を含めて磨崖佛立像、龍門滝、紅流洞谷などの優れた名勝史跡と自然景観がある所である。

昔から伽揶山は、法宝宗刹が位置する山として、天下に優れた知徳を取り揃えた山である。また、護国仏心の一念で八万大蔵径を刻印して国難を自ら乗り越えた先祖の魂が眠っている所でもある。伽揶山は小白山脈の一つで、海抜1,430mで高い山々の中では中丘だがそれが作った広い領域とその山自体の格調と品位から見たら昔からよく懸板に使われる「海東第一の名山」として残念がない。昔の記録に「山状は天下に絶勝して知徳は海東で一番だ」と証明されている。伽揶山は五台山(1,563m)、小白山(1,439m)と共に外敵の戦火が及ばない所で三災(火災、水災、風災)が起きない場所だと言われている。

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海抜1,430mである伽揶山は慶南と慶北の間にあり、峰である上王峰を中心に頭里峰、丹芝峰などの鋸の刃みたいな岩峰が屏風のように開かれた霊山である。その南西方面の岸に位置した海印寺は韓国の 3大寺の一つである。海印寺に世界的な宝物として数えられる八万大蔵径(国宝32号)があるというのは広く知られている。
その他に八万大蔵径版殿(国宝52号)、石造如来立像(宝物264号)、般若寺元景王師碑(宝物128号)など国宝級文化財が多い。伽揶山は季節ごとに美しい景観を誇るが特に春には海印寺進入路の両側に開かれた桜のパノラマが壮観である。つつじと鬱蒼な老松が一帯となった紅流洞10里谷も欠かすことができない絶景である。

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伽揶山は知徳が高いと言って海東領地に褒め称えられる名山で小白山脈の本脈である太白山脈から出発して全羅道と慶尚道の境界を成して居昌と陜川の二つの郡を屏風のように取り囲んでいる。
主峰は牛頭峰とも呼ばれる海抜1,430mの上王峰でそのほかに頭里峰、南山、飛鷄山、北斗山など海抜 1,000mの小峰が五、六程ありその真ん中に韓国の3大査察の一つである法宝査察海印寺がある。

伽揶山谷間から発源した谷水は、海印寺の前で合わさり東南に流れて美しい伽揶川を成しているしその中の紅流洞谷は季節ごとに景観を変えて、周りの千年老松とともに10里にかけて仙境を成して秋の紅葉が赤く谷の水が赤く見えると言って紅流洞という名前が付けられた。夏には流れる清い水が金鋼山の玉流川に似ていたと言われ玉流洞とも呼ばれている。

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新羅末海東文章の始祖だったチェ・チウォンが逃避、修道して亡国の恨みを慰めている途中に足跡を隠したという逃避地がここ紅流洞にあって、道の石壁には詩が刻まれているのに人々はこれをチウォン台または題詩石と呼んで、故人が碁を打った籠山亭が題詩石と一緒にある。
by gsndtour | 2010-07-12 14:44